お教室の最大の魅力は、勉学として習う日本語というよりは、楽しみながら実際に使える「生きた日本語」を学ぶことができるということです。耳から日本語の歌が入ってくることで、自然に難しい語彙習得が出来、親も勉強にもなるので、親子で楽しみながら熱唱しております。

耳からの音入れで、実際に効果があった出来事を一つご紹介したいと思います。夏休みに4年生の息子（アメリカ人とのハーフ）と日本へ里帰りし、家族で東京から軽井沢へドライブ旅行に行った時の事です。車で関越道から東京、そして埼玉に入ると「次の県は・・・」と言って、突然お教室で覚えた「都道府県の歌」を歌いだし、「♪関東地方は茨城千葉東京埼玉群馬栃木神奈川♪
・・・ だから、東京の次は埼玉、埼玉の次は群馬を通過するんでしょ？」と話しはじめたのです。
これには私もびっくりしましたが誰よりおばあちゃんがびっくり＆そしてとても嬉しそうに
「日本に住んでいないのにすごいね！この歌はどこで習ったの？」とお顔のほころぶおばあちゃん
そして褒められて喜ぶ息子の姿は実にほのぼのとした素敵な時間でありました。