子どもの行動を理解するための指標【EATS】

ごきげんよう🌈

プロファイリング子育てインストラクターの小野塚 美知穂です。本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。

【EATS 子どもたちの行動を理解するための指標】

今日、ご紹介する4つの指標は、子どもたちの行動の背後にある目的、理由、あるいはその行動につながる原因を見つけるのに役立つ指標だと思います。

子どもたちの行動、あるいはその行動が起こる環境の影響を分析すると

    • Escape  脱出
    • Attention 注意
    • Tangible 形あるもの/物質的なもの
    • Sensory 感覚的なもの 

この4つの機能に分類されるという考え方です。

 

 

①Escape 脱出

例えば、宿題をするために座るように言った時、子どもが癇癪を起こすというような行動のことです。子どもはこうした行動をすることで、大人からの要求や好ましくない活動を、中断させ、回避することができます。子どもは自分がやりたくないことを避けるために何でもしようとします。対処法としては、多くを求めすぎないということです。例えば、部屋の片付けをしましょうということに対して、子どもが嫌だやりたくない!と「脱出」行動が起きた場合は部屋全体ではなく、まず机の上の本だけを片付けるという風に細分化して、子どもと一緒に片付けることでサポートしていくという具合です。そして根気強く褒め続け、励まし続けることが大切で、大人が決して諦めないということです。大人が諦めてしまうと、子どもは脱出行動を繰り返し、エスカレートする場合があると言われています。

 

②Attention 注意

子供たちは注意を引きたがります。自分に注意が向くことを常に求めています。子どもたちが、十分だと感じる肯定的な注意を引いていないと感じた場合、否定的な注意を引くような行動をするようになります。注意を求める行動というのは、他の人への関わり、他の人との相互作用に深く関わっています。ここで一番注意しなくてはならないのは、行動を叱らないということです。それが例え否定的な注意を引く行動だったとしても、彼らの行動を受け入れ、望ましい行動時に褒め称えることを続けましょう。

 

③Tangible 自分が欲しいもの、活動への関心に対して起こる行動

たとえば、子どもが店で、おもちゃをねだって、それを手に入れられない時に、泣いたり叫んだり、癇癪を起こりたりするというのは幼児期によくある光景の一つです。私自身も息子が幼い時、経験があります。おもちゃ売り場で、欲しいと言って泣き出して動かなくなったので、力づくで抱き上げて、店を出たことがありました。

子どもは親が困るような行動を起こすことで、親が屈服して、買ってくれることを望んでいる可能性があります。こうした行動については、親がしっかりとルールを作り根気強く説明していく必要があります。行動がおさまるまでまって、前向きな行動に対してのご褒美としてそうした物や活動が得られることを教えていかなくてはなりません。

例えば、おもちゃを買ってもらえるのは誕生日の時、あるいは、少し大きくなってからは、何かがんばったことに対してのご褒美という具合に努力に対する報酬システムとして、欲しい物や、欲しいアクティビティへの参加ができるという風に家庭の中でルールを決めると、少しずつこうした行動を減らすことができます。

 

④Sensory 感覚

例えば、子どもが繰り返し何かに頭をぶつけるのはなぜですか?といった問題に対する理由は様々です。その子どもは痛みを解釈する方法を理解していないかもしれません。単にふざけているのかもしれません。あるいは自分の中の感情をうまく処理できないことでそのような行動をしているのかもしれません。こうした時にまず対処しなくてはならないのは、安全対策です。頭は大切な体の部分で、そうした行動は危険であることを根気強く教えていかなくてはなりません。

 

一方、感覚行動は、心地よい感覚を作り出すか、自分が嫌な感覚を回避することによって、自分の感覚の必要性を満たすために使われます。自閉症の子供では、これは「自己刺激」行動と呼ばれ、口を噛んだり、爪を噛んだり、揺らしたりというような行動をします。自閉症ではない子どもでも、毛布を噛んだり、服を着ることを拒否したりするといった行動がみられることがあります。

 

対処法としては、より適切なものに変えることで、この動作を減らしていきます。毛布を噛む子には、治療用グレードのゴム製のものを噛むことで行動を減らすようにしたり、洋服を着るのを嫌がる子には、より快適な素材を見つけてあげることで、改善を試みます。

 

子どもが成長していく過程、特に幼い子どもたちの行動は、大人から見るとどうしてこんなことをするのだろう?と思ってしまうことがいろいろ出てくると思います。全ての行動には、この4つの指標のどれかが当てはまると言われています。どうしてこんなことするんだろう?と戸惑う時には、今日ご紹介した、Escape, Attention,Tangible,Sensory  この4つの指標を是非思い出して子どもの行動の理由や感情を分析してみてください。

 

ラジオトーク⬇️

  

みんなちがって みんないい

唯一無二のあなたの人生ストーリーをクリエイトしましょう♪

 

AngelKids LINE公式登録

Add friend

https://lin.ee/eBNk3lN

 

ママが笑えば、子どもも笑う🤗

魂を磨き、親子の絆を深める

7つの秘密 小冊子を

プレゼント中です💕

 

LINE公式に登録後

スタンプ送信してくださいね!

 

🔸🔸🔸🔸🔸🔸🔸🔸🔸🔸🔸🔸🔸🔸🔸

お申込み・お問い合わせ